PREBLICの今村です。毎週火曜日に書いています。
先日、あるお客様からレザージャケットについてお電話をいただきました。
電話から伝わる声の感じが何となくどこかでお会いしたことがあるように感じました。
一瞬気のせいかとも思ったんですが、お話をしていくと自分が以前勤めていた店でレザージャケットをご注文いただいていて、しかも自分が寸法を見させていただいていました。かれこれ5年ぐらい前のことです。
電話の声だけで何となく以前お会いしたことがあるように感じ取れたこと、もう5年も経ってこうやってPREBLICを見つ出していただけたことはやっぱり嬉しいことでした。
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さて、今週からレザージャケットの製作に取り掛かっています。仮縫いが必要なご注文が多く今は仮縫い製作をしています。
仮縫いって聞いたことがある方もない方いらっしゃると思います。
簡単に言うと本番に使うレザーを裁断する前に布で作った簡易的なジャケットのことです。この布製のジャケットで形、デザイン、サイズをチェックしていきます。この工程自体が仮縫いです。

ちなみに仮縫いが必要なご注文と仮縫いが必要ないジャケットがあります。
ビスポークに関しては完全にお客様のオリジナルのデザインを基に作図を一から作るので仮縫いは必須です。
そして、定番のレザージャケットから仕様変更するパターンオーダーの場合では、仮縫いが必要な時と必要ない場合があります。サイズ変更ぐらいだと特に必要ないんですが、大幅な変更がある場合には仮縫いが必要です。
例えば、今製作中のCORAMの後身後にアクションプリーツを付けてほしいなど、


LAUNCHの前身頃のボタンの配列を2列から1列のシングルに変更などは大幅な変更になるので仮縫いが必要です。
今週末までには仕様などをチェックし準備整い次第ご連絡致します。

定番のLAUNCHはこちらです。

袖口はストラップ仕様に変更しています。

そして、仮縫いから実際に修正があった場合には修正を加えていきます。例えばパーツとパーツが縫い合わさる縫い目の位置をずらしたい時などは直接仮縫いに書き込んだり、ポケット位置や角度も全体のバランスを見ながら位置を整えることができます。

これによって、お客様の好みと作り手の機能的な面を会話をしながら、お互いがちょうどよく重なる部分を探していきます。
この工程を経てレザーの裁断・縫製に入ります。
大事な工程の一つです。